ADHDの夫がすぐ物をなくしたり、部屋を散らかしたりすることで、あなたは悩んでいませんか?

私もかつて悩んでいた一人です。
この記事では、
ADHD夫と15年間結婚生活を続けてきた中で、物を減らしたことで起きた3つのメリットもご紹介します。
あなたの悩みを少しでも解消できるよう参考になれば嬉しいです。
目次
なぜADHD夫は物をなくすの?
ADHD夫は、不注意や衝動性の特性がとても強いです。
例えば、普段は帰宅後に鍵を自分のデスクに置いていたとしましょう。
→冷蔵庫に買ったものをしまうというタスクが増えたことで、ズボンのポケットに入れっぱなしになってしまう。
→家に帰ったらゲームをやりたい衝動が強すぎて、無意識に普段の場所とは全く関係のないところに鍵をおいてしまう。

もしかすると私もやっちゃう!
という方もいるかもしれません。
ADHD夫の場合は高頻度で起こってしまうのです。
なぜADHD夫は部屋を散らかすの?
ADHD夫は、興味のないことを後回しにする特性があります。
例えば、誰かが自分の部屋に遊びにくるとなったら、床に髪の毛一本を残さないくらいピカピカにしますが、一年に一回あるかないか。
きれいになるのを待っている間に、どんどん部屋は散らかっていきます。
<具体例>
片づけはした方がいいかなと思っても、やりたいゲームがあったり、寝たいという欲求がある
物の紛失や部屋の散らかりで困ったこと
ADHD夫本人だけでなく、妻も振り回されることが一番大きな困りごとです。
ADHD夫に片付けを促すコツ
一番効果的だった方法は、物を減らしたことです。
初めからADHD夫の持ち物を減らしてはいけません
なぜかというと、ADHD夫にとっては全て必要な物だと認識しているため、無理に処分しようとするとケンカになってしまうからです。
だから、妻であるあなたの身の回りから不要なものを処分することから始めてみましょう。

ADHD夫が自分の空間以外、
明らかに部屋がスッキリしていることがわかっていくはずですよ。
最初は「洋服は全部必要だからとっておいて」と頑なに拒んでいた夫が
「もう着ないから処分して」
「なんか部屋が散らかってるから掃除した」
我が家では、ADHD夫が自分から片付けをするように変わっていきました。
物を減らしたことで起きた3つのメリット
①無駄買いしなくなった
妻である私も、ADHD夫も、なんとなくで物を買う頻度が激減しました。
特に、昔はクレーンゲームが好きでお金を使ってぬいぐるみをゲットしてましたが、
今ではADHD夫も「家においてもゴミになるだけだしな」と言って、全くやらなくなりました。
特にADHD夫は衝動性が強いため、欲しいと思うとポチってしまうことが多かったのですが、物を減らすことで一度考える時間が作れるようになりました。
②イライラが減った
物理的なものの量が減って気持ち的にもスッキリしたのか、イライラすることが減りました。
これは、ADHD夫も妻である私もです。
③ADHD夫の物の紛失&散らかりが減った
物を紛失したり、部屋を散らかす頻度はかなり激減しました。
ただし、物理的に物の量が減ったので仮にあれ?鍵どこおいたっけ?と忘れても、ほとんどすぐに見つかるようになりました。
また、相変わらず服を脱ぎ散らかしたり、書類を置きっぱなしにすることもありますが、ずっと散らかりっぱなしという頻度も少なくなりました。
なぜなら、家全体が物が少ないスッキリ空間なので、自分の部屋の空間だけ散らかっていることが違和感に感じてしまうのです。
その結果、妻である私が「片付けしてよ」と言わなくても、自ら掃除機をかけたり服を片付けたり自発的に行動することが増えていきました。
まとめ:ADHDは片付けが苦手だからこそ物を減らしましょう
今回は、ADHD夫が片付けが苦手な理由と、物を減らすことによるメリットをご紹介してきましたがいかがでしたか?

私も最初から片付けが得意だったわけでも
好きなわけでもありませんでした。
でも今は、スッキリした空間で生活することで私自身のイライラが減ったり、ADHD夫の障害特性での困りごとが減ったり、少しずつ暮らしやすくなりました。
ADHD夫一緒に生活をしていくためには、あなた自身のストレスを減らすことがとても大切です。
まずは、キッチンや洋服など、自分の身の回りの片付けから始めてみませんか?
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