この記事は、前回ご紹介した「妻がADHD夫にイライラする原因5選」の対策編です。
ADHD夫と結婚生活を15年間してきた中で、
「こうやってみたらうまくいった!」
という方法をお伝えします。
あなたがADHD夫とイライラしたり疲れたりせず、仲良く暮らしていくためのヒントになれば嬉しいです。
目次
ADHD夫とうまく付き合っていく方法5選
①はっきり言葉にして伝える
ADHD夫に話をするときは、数字や気持ちをはっきりと言葉にして伝えることが大切です。
なぜかというと、ADHD夫はASDの傾向もあるので、「ちょっと」「適当に」「だいたい」の表現が特に苦手。
男性は女性よりも曖昧なニュアンスや暗黙の了解が通じにくいと感じたことはありませんか?
いわゆる空気が読めないと呼ばれるものですね。
例えば12時に出かけるから、それまでの間ちょっとだけ話をしようとなりました。
ADHD夫が仕事の話をし始めて、最初はうんうんと聞いていたけど、一方的にマシンガントークのようにヒートアップ。
もう12時になるから、そろそろ家を出ないといけないねと伝えると、まだ話は終わってないといじけてしまうのです。
だから「ちょっとだけ」話そうと言ったじゃないかと伝えると、だったら最初から何時までしか話せないよと言って欲しいと。
つまり、12時に出かけるから、それまでに話を済ませようと言う発想にはならないのです。

『察してほしい』は絶対にアウト!
例:「〇〇時に出発するから、その時間には出れるように準備を全て終わらせておいて。」
具体的にはっきりと言葉にして伝えましょう。
②やることやお願いは一つずつ
ADHD夫にお願い事ややることを伝えるときは必ず一つずつにしましょう。
なぜかというと、ADHD夫はマルチタスクが大の苦手です。

たくさん伝えても記憶から消し去られていることがとにかく多い・・・
「言ったよ!」「聞いてない!」
しょっちゅう言い合いになっていました。
やって欲しいことが色々あるときは、一つが終わったら次を伝えるようにしましょう。
例:子どもの行事や家族の予定を立てるときは、一番近いものや優先したい順に予定を聞きます。

忘れないように携帯のカレンダー機能を共有するのもオススメ
③期待しすぎない
今日はうまくいったかな、くらいの気持ちで期待しすぎないことがポイントです。
ADHD夫と暮らしていると、特性上あれこれ期待しても難しいことがわかってきます。
特にADHD夫と一緒に暮らしている方は、長く付き合っていく中でカサンドラ症候群になって疲弊してしまうケースも少なくありません。
できることや任せられることをしっかりとこなしてくれればOKという心構えでいましょう。
④良いところを見つける
ADHD夫の良いところを見つけることを意識してみましょう。
③期待しすぎないと真逆のことを言ってるかもしれませんが、きちんとした理由があります。
夫婦生活を長く続けていくには、相手のいいところや愛せるところがないとうまくいきません。

私が15年間結婚生活を続けてこれたのは、ADHD夫の良いところもたくさん知っていて尊敬すべき点もあるから。
ついつい嫌な部分に目が向きがちですが、パートナーの強みをもう一度思い出してみると良いかもしれません。
⑤心の余裕をもつ
お伝えしてきたように、これをやったらうまくいくと言う保証はありません。
だからこそ、ADHD夫と暮らす妻であるあなたが心の余裕を持つことはとても大切です。
私も一緒に生活をしていく上で諦めたことや我慢したこともたくさんあります。

ものすごく辛かった時はなんで私ばっかりと悩んだこともありましたよ
自分のご機嫌を取れるようになった今は、うまく行かない時も「じゃあ次はこうやってみようか」と前向きに考えられるようになりました。
まとめ:ADHD夫とうまく付き合っていくためにできること
今回はADHD夫とうまく付き合っていく方法5選をお伝えしてきました。
ADHDと一言で言っても、障害の特性は人それぞれ。
また、その日その時で波があることもしばしば。
ADHD夫の妻であるあなたの悩みが少しでも解消できれば嬉しいです。
次の記事では、ADHD夫がいる妻がイライラを減らして心の余裕をもつ方法をお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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