あなたはADHD夫が家事を全然やってくれないと悩んでいませんか?
実家暮らしだったから・・・ADHDだから・・・亭主関白だから・・・
私が我慢してやれば良いやと諦めなくても良いんです。
この記事では、家事スキルゼロ&やる気ゼロのADHD夫が、どうやって進んで家事をやってくれるように変わったのか?
15年間夫婦生活を過ごしてきた経験から、ADHD夫でもやる気にさせる5つのコツをお伝えします。
目次
ADHD夫の驚きの家事スキルとは
私がADHD夫と出会った15年以上前、夫の家事スキルはほぼ0でした。
元々実家暮らしということもありますが、ADHD夫の家では家事は女性がやるものという価値観があったからです。
具体的にいうと、炊飯器でご飯を炊くことも、洗濯機で洗濯物を回すことさえ経験がないレベル。
また、ADHD夫の母親も自分が我慢してやれば良いというザ・事なかれ主義。

夫と家事を分担したりや子どもにも手伝ってもらうという考えがなかったのかもしれません
その結果、私と出会った時からつい数年前まで、ADHD夫は家事は自分の担当ではないという価値観の塊でした。
ADHD夫が自発的に家事をやってくれるようになったコツ5選
①明確に伝える
ADHD夫に家事をお願いする時ははっきりと明確に伝えることが大切です。
例:私が仕事で遅く帰るから、夫にご飯を炊いてもらえば時短になってご飯が早く食べれる
例:ご飯を食べるのが19時だとしたら、18時にお風呂掃除をして湯船にお湯を入れておいてもらいたい
数年前までの私は、どちらかというと言わなくてもわかってよ!のタイプでした。
だからこそ、家事を全くしてくれないADHD夫にイライラしたことも何度もあります。
どうやったら家事をしてくれるようになるのかを実践していく上で、ADHD夫はやり方が分からないからやらなかったことも原因の一つとわかったのです。
だからこそ、やってほしい家事をはっきりと明確に伝えることにしました。

私のイライラも軽減されてADHD夫の家事スキルもアップ!
家事に参加することで、ADHD夫が家族の役に立っている自覚や家事ができたことへの自信にもつながっています。
②一つだけ頼む
ADHD夫に家事をお願いする時は必ず一つだけに絞りましょう。
なぜなら、ADHD夫はマルチタスクが大の苦手です。
同じ日にご飯作りとお風呂掃除など、種類が異なる2つを組み合わせるのは絶対にNG。
仮にご飯を作れたとしてもお風呂掃除を忘れてしまった場合は、できなかったことへの失敗の気持ちが強くなってやる気を損うのです。
ADHD夫の場合、不安感が常に付きまとうため着実にできる一つをお願いして「できた!」成功体験を増やすのがオススメ。
③絶対に欲張らない
ADHD夫に家事をお願いする時は欲張りすぎないことが大切です。
なぜかというと、ADHD夫は段取りを組んだりスケジュールを組み立てることが大の苦手。
例えば味噌汁作りをお願いするとしましょう。
ADHD夫は豆腐の味噌汁をよく作ってくれるので、元々は『豆腐の味噌汁作り』という家事で認識していました。

油揚げとキノコもあるから一緒に入れてくれる?

OK!任せて!
結果どうなったかというと・・・お鍋いっぱいの薄い味噌汁が完成。
ADHD夫はうまくいかなかったと落ち込んでしまったのです。
良かれと思って提案した結果、ADHD夫のやる気を下げる原因を作っていたのは私自身だった。
気づいたのはつい数年前のことです。
④伝えるタイミング
ADHD夫に家事をお願いするときは伝えるタイミングがとても重要です。
私はこのタイミングを見誤って、ケンカになった経験がたくさんあります。
タイミングを意識してお願いすることで『チャンスは今!』『今はダメそう』わかってくるようになりますよ。
⑤とにかくほめる
ADHD夫が家事をやってくれたらとにかくほめましょう。
ただし、具体的にほめることが大切です。
世の中の男性は「すごい!」「さすが!」というだけでも喜んでくれるかもしれませんが、ADHD夫には全く通用しません。
何がすごいのかをしっかりと明確に伝えてあげないとほめられてもやる気にならないのです。

嘘をつくのではなくほめポイントを見つけて伝えることが大切ですよ
↓私がADHD夫に伝える言い方の実例
まとめ:家事スキル0のADHD夫でも諦めなくても大丈夫!
今回は、家事スキルゼロのADHD夫が進んで家事をやるようになったコツ5選をお伝えしてきました。
私もつい数年前までは、家事に参加してくれないADHD夫にイライラしたり、時には私が全部こなして我慢していれば良いやと半ば諦めていました。
それが今では、ご飯を炊くこともできなかったADHD夫がご飯を作れるようになったり、私が頼む前にお風呂掃除をしてくれたりと、劇的に変化しました。
最初は「なんでそこまで私が気を遣わなければいけないのか?」「だったら自分がやった方がマシ」と思うかもしれません。

結果、私だけが我慢している・・・
だといつかあなたが限界を迎えてしまいますよ。
今回ご紹介した5つのコツを参考にして、少しでもあなたの負担が減ってADHD夫と仲良く暮らせるようになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。