あなたはADHDに対してどんな考えを持っていますか?
もし『ただの甘え』や『根性でなんとかなる』と思っていたら要注意です。
今回の記事では、
についてお伝えしていきます。
目次
ADHDは脳の障害
一番大きなやらかしは、私自身のADHDに対する偏った考えです。
最近では、ネット検索をすると発達障害かどうかを判断できるサイトをすぐに見つけることができます。
そもそも男性は女性と考え方が異なる傾向があるので、うちの夫は発達障害なんじゃないか?
疑問に思う人もいるかもしれません。

ADHDの特性の一つ『空気が読めない人』は、
一般の世の中にもたくさんいると思いませんか?
だからこそADHDは気持ちの問題ではなく、脳の障害ということを私も軽視していたのです。
ADHD夫への間違った対応
すぐにサボろうとしたり甘えたりする夫にイライラしていたのは過去の私です。
結婚すれば、子どもが産まれれば、家を建てれば、いつかちゃんとしてくれるだろう。

期待やプレッシャーをかけていたのも私です。
結論から言うと、ADHD夫は責任のある立場になったとしても本質は全く変わりません。
今では生きづらさを抱えていたからこその疲労感や回避行動とわかるのですが、そう思えるまで長い年月をかけてしまいました。
思い込みでADHD夫を追い詰めてしまった結果
『なんとかなる』の思い込みでADHD夫を精神的に追い込んでしまったのです。
元々私と出会う前から、生きづらさを抱えていたADHD夫は、オーバードーズを経験したこともあります。
少なくとも私と出会ってからは頻度も激減したこともあって、
気持ち的に不安定だったからかな
その浅はかな思い込みが間違いの始まりでした。
ADHD夫と本気で向き合うことになったきっかけ
結果的には未遂ですみましたが、
「こんな自分と結婚させちゃってごめんね。
幸せにしてあげられなくてごめんね。
こんな弱い自分でごめんね。」
ADHD夫の言葉と表情は今でも残酷なほどはっきりと脳裏に焼き付いています。
生きたくても生きづらい
生涯を終えるしかないと人生に絶望を感じたADHD夫の姿を目の当たりして
本気で向き合おう
そう決意しました。
夫婦生活15年の中でADHD夫への意識が変わったこと
一番困っているのはADHD夫本人
そう思えるようになったことが、夫婦生活15年の中で変わったことです。

なんでわかってくれないの?何もしてくれない!
前の私はめちゃくちゃイライラしてました
実はそうではなくて、ADHD夫はどうしたいのか伝えることが苦手。
だからこそADHD夫は困っているんだと思えるようになりました。
まとめ:ADHD夫と一緒に暮らしていきたいと思っているあなたへ
今回はADHD夫への思い込みによるリスクについてお伝えしていきました。
脳の障害とはわかっているけど、やっぱり甘えじゃない?とか、振り回されてばっかりとか、あなたの不満もいっぱいあるはずです。
夫婦生活を15年間続けてきたからこそ、ADHD夫と一緒に暮らすことは自分の人生を賭ける覚悟がないと難しいと言えます。
今回の私の懺悔のような記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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